我が永遠の王子はべジータである。これは不変であると断言する!
でもブルマもものすごく好きなので、べジータとブルマは理想の夫婦像なのである。
「あの人がそんな善人っぽいことするわけないじゃない。まともに働いてさえいないんだから」
とか当前に言っちゃう妻に、弁解するどころか顔を向けることもなく一人トレーニングルームに閉じこもりに行ってしまう夫。
多分、当たり前みたいに出来ちゃった婚なんだろうなあ・・・内縁の。
大体付き合った(かすらも怪しいが)きっかけが、
「なんとなくさびしそうだったから」
というもんだしね! そしてそれに乗るべジータもなんなんだ!
BDという世界のなかで、いちばんにリアリティなところだと思う。この男女の夫婦像。
でもなんだかんだ言ってブルマを大事に思ってるべジータが大好きさ!!!
トランクスにご褒美として「一緒に遊園地に行ってやる」とかいうダメ父親なべジータが大好きさ!!!
そしてそれを心底喜んじゃうトランクスも大好きさ!!!
腕っ節が強いだけの男をどこまでも受け止めてあげる懐の深すぎるブルマが大好きさ!!!
「僕の王は渋谷だけだ」と何度も何度も繰り返して、でも記憶の渦にひたひた侵食されていくケンちゃんが愛しいです。
有利にはコンラートがいるのに、なんでドクターはケンちゃんのそばにいてくれないのか(涙)いや地球産魔族だからだけども。でもあのドクターがいたからケンちゃんはなんとか健全に育ってくれたんだろうに。ひょうひょう笑顔はロドリゲスから受け継いだと信じてる。
「その人はケンちゃんではないでしょう?」
て小児科医の口調で注意してくれる彼・・・いいお父さんになるよ! オタクだしね☆
あとケンちゃんの魅力の一つとして、前世がAV女優というのが大きいと思う。力説するよ!
ほんの一つ前まで女性。自分の背負ったものに耐えきれず逃避してしまった、夢を追いかけて潰えた人。春をひさぐことでプライドと命をつないでた女の子。
しかも、どうやら早世されたようですね。なんともベタでおいしいですね(殴
前々世の医者はたびたび出てくるけども、クリスティンは原作中で出てこないのかな・・・。
眞王との四千年にわたる確執と執着もとっても惹かれるものがあります。
彼にとってはやはり「異母弟であり右腕である魂を引き継ぐ者」という目でしか見られないだろうな、ということも。眞王は死んだことないからわからないだろうと。前世と現世は全く違う人格だ、とかいう機敏。そもそも繊細じゃなさそうだしあのひと。
BLというくくりではありますが、それよりも大河とか歴史小説とか呼びたい作品。
キャラクターがいちいち人間くさくて魅力的な人ばかりで困ります。いや本当。世界史苦手なのに!
一番に魅力的なのは主人公海斗のしたたかさです。
自己嫌悪しながら、しかし自分が生き延びることを第一に考えひたすらもがく姿が、痛々しさよりも強さを感じます。
結構リアリティなところがある物語なのですが、甘ったれ現代っ子の海斗が皮肉を言いながらも必死に生にもがく姿がいちばんにリアルを覚えます。
人間、窮地に陥ったときこそ命にしがみつく。と、作中で本人も思っていますが。
心から愛する人にも、自己保身のために多大なる嘘と裏切りを繰り返す。
そのたびに自己嫌悪も繰り返す。
冷酷にも甘ったれにもなりきれないあたりがとても人間くさくて好きです。
現代っこが海賊や騎士相手に腕っ節で敵うわけがないんだから、口先八寸でまるめこむしかないのは当然なのに、それにもどかしさや悔しさを覚えているのがいいのです。ガキんちょっぽくて。
バラバラマンの体質は日常生活に困りすぎるだろう。
ということを長年考えている。我ながらなんとくだらな!
バラバラマンとは・・・
赤ずきんチャチャに出てくる魔法学園の先生の一人。
バラ人間というギャグ漫画におけるおかしくも悲しい人種。
さわったものにはトゲが刺さる。笑うと頭からバラが咲く。
頭が常春なわけではない。どちらかというとマイナス思考。しかしこの作品のキャラクターはギャグ漫画らしくたいていアホなので断定はできない。
さわったもの全てにトゲが刺さるって、シザーハンズの比じゃない不便さだと思うのですよ!
電化製品は買った初日にすぐ壊れる(本人談)、新しい家具もすぐ穴だらけ(本人談)、そして大好きな子供たちには嫌われる、どころか近寄ってもらえない(作品全編にわたる)
ていうかなんで教職免許とれたんだこの人?
それにしても頭に花が咲くって、さすが彩花みん先生である!!
どんな褒め言葉も悪口に見えないこともないのがすごいのである!
あ、でも頭のバラはいけられたりして有効活用されたこともあったっけ。
年季が入った腐女子。だが年季が入り過ぎてよくわからない方向に走り始めている。